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ニュースレター

ホスピタリティー業の再開

13 July 2020

Beth Baird

7月4日から、英国のレストラン、パブ、バー、ホテルが一般に向けて再開されました。 このニュースは、観光業や新型コロナウイルスによるロックダウンで大きな打撃を受けた業界が心待ちにしていたものです。 ただし、ナイトクラブ、音楽会場、屋内娯楽スペースなどの一部の場所は引続き閉鎖されます。


業界の推定では、ホスピタリティ業界全体でこれまでに約50万人の雇用が失われており、特に季節労働者についてはさらに損失が予想されています。 厳しい社会的距離およびその他の安全衛生の要請を乗り越えてビジネスを再開できれば、通常収益性が非常に高い夏のシーズンにかけて、全体的な失業と事業閉鎖を阻止できると期待されています。


再開するための一般的な要件は何ですか?

ホスピタリティ業界には特定のガイドラインが適用され、以下の点が規定されています:

• 可能な場合、2メートルの社会的距離ルールを引続き遵守する必要があります

• 2メートルの距離が不可能な場合、1メートル・プラスのルールを適用する必要があります

• すべての屋内ホスピタリティ業はテーブルサービスのみに限定されます

• スタッフと顧客とのやり取りは最小限とする必要があります

• 必要に応じて連絡できるよう、企業は全ての顧客の名前と連絡先の詳細を取得するように義務付けられる場合があります


実質的な問題

多くの人々が地元のパブ、レストラン、コーヒーショップに出かけたいと思うところですが、ガイドラインは企業にとって多くの実質的な課題を引き起こしています。


本来ホスピタリティ業は、一般の人々が会って楽しむ場所です。必須の制約を踏まえて、コロナウイルスの現状下でビジネスの実行可能性と収益性を確認する必要があります。特に、可能な限りコロナウイルスを除去するために店舗等を準備することは、苦戦しているビジネスにとってさらなるコストとなります。実質的な考慮事項は次のとおりです:


• 食べ物や飲み物を離れて提供する、例えば、チケット制にして指定受取場所で提供する

• 2メートルの距離を維持できない場合は、従業員はフェイスマスクまたはバイザーを着用する必要がある。これらの保護具の在庫を維持する必要があります。

• 社会的距離の要件に準拠するようテーブルが再編成されるため、座席数は大幅に減少します

• 顧客から注文を受けるアプリ等の新技術を、全ての必要な従業員への研修により迅速に導入できるかどうか

• データ保護とプライバシーに関する法律を遵守しつつ、名

前と連絡先情報の共有をいかに確実にするか


雇用問題

以前の弊所の職場の再開に関するニュースレターでは、従業員を職場に戻す際に雇用主が直面する多くの懸念点について言及しました。特にホスピタリティ業界は、安全な職場環境を従業員に提供する上で重大な課題に直面します。特に、キッチン、バー、販売場所などの限られたスペースで勤務する場合は深刻です:

• 従業員全体に感染が広がるリスクを最小限に抑えるため、従業員の配置をずらすか、チームに分割して従業員が常に同じメンバーとのみ働くようにする必要があるかもしれません。

• 雇用契約は、たとえ一時的な変更であっても、雇用条件のどのような変更が可能かを確認するためチェックする必要があります。

• 労働時間、勤務開始時間と終了時間、給与額等、雇用条件の変更については従業員と協議する必要があります。

• 注文を取る時、食べ物を提供する時、器具を使用する時、保護具を扱う時については、リスクを最小限に抑える方法を検討し、厳格なリスクアセスメントを実施する必要があります。

• もし大量感染が起こり複数の従業員が自己隔離する必要が出た場合のため、ビジネス継続のためにどのような計画を立てていますか?


「再開」後の最初の数日は:

• 英国の大通りへの客数は前週に19.7%増加しました。ただし、受入許容量が減少され、パブ・レストラン・カフェではテーブル席に限定されているため、その後の期間では、一般の人々が外出に慎重になって外出が大幅に減少しました。

• 美容院では、3月のロックダウン以降初めて髪の毛を切ってもらおうという人々が集まり行列が見られました。

• 政府は、外食や支出を奨励するために食事に50%の割引を導入し、さらに、一時自宅待機となっている従業員を職場に戻せば、従業員1人あたり1,000ポンドを2021年1月末に企業に支払うとしました。

• 240万人の雇用を保護するために、レストラン、ホテル、映画館のVATを一時的に5%に引き下げるとしました

• 取引の低迷、賃借コスト、客足の低下、新しい安全政策の適用を受け、Pret A Manger、Boots、およびJohn Lewisは店舗の閉鎖と整理解雇を発表し、7月初めに発表された12,000人を超える失業数に加わりました。


苦悩するホスピタリティとレジャー業界を支援する政府の最新の試みが、コロナウイルスの英国経済への壊滅的な影響を緩和するのに十分であるかどうかはまだ不明ですが、この業界のビジネスにこの先大きな課題と難しい決断が待っている事は確かです。


3CSでは、従業員を職場に戻すための準備と、この困難な時期に組織再編によってできる解決策について、起こりうる様々な問題についてアドバイスをご提供させて頂きます。



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