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ニュースレター

政府のコロナウイルス雇用維持制度 (CJRS)の段階的終了

04 September 2020

Jasmine Chadha


9月1日は、政府のコロナウイルス雇用維持制度(「CJRS」または「一時自宅待機制度 (furlough scheme)」)終了の始まりを示します。4月に導入されて以来、政府は、一時自宅待機している個人の賃金の80%を支払っており、10月以降は同制度は継続不可能であると繰り返し述べてきました。


4月以降、約960万人が一時自宅待機となり、約354億ポンドの費用がかかりました。現在の推計によると、全労働者の12%が今なお一時自宅待機中です。雇用主はより大きな給与への拠出を余儀なくされることから、これらの労働者のうち何名が雇用に戻されるかは今後数週間にわたって見ていく必要があるでしょう。


一時自宅待機制度の段階的終了は雇用主にとって何を意味するのでしょうか?


雇用主は、8月初頭より雇用者年金および国民保険料を支払わなければならなくなりましたが、9月1日より、下表のとおり従業員賃金への更なる拠出が必要となります。


           

9月1日  

雇用維持制度 (CJRS) 支払い : 70% (£2,187.50まで)                  

雇用主の支払い: 10% (£312.50まで)


10月1日   

雇用維持制度 (CJRS) 支払い : 60% (£1,875まで)                          

雇用主の支払い: 20% (£625まで)


10月31日 

制度終了                                          

雇用主の支払い:11月1日から100%


10月の一時自宅待機制度終了で何が起こるのでしょうか?

一時自宅待機制度が終了次第、同制度を利用する従業員は仕事に戻る必要があります。しかし、もし企業が一時自宅待機する全従業員を戻すことができない場合には、整理解雇を検討する必要が生じるでしょう。3分の1の企業が整理解雇をする必要があるであろうと予想されています。


この手続きを公正なものとするため、企業は、整理解雇の代替として、どのような手段がありうるかを検討する必要があるでしょう。例えば、現在一時自宅待機中の従業員のなかには、状況が改善されるまで無給休暇の取得を希望する者もいるかもしれません。あるいは、他の仕事や就業時間の短縮を受け入れる者もいるかもしれません。しかし、本年末に大きく差し迫るブレグジットに備え、混乱を最小限に抑え、この経済的に不確実な時期を乗り越えるため、将来的な労働力をどのように再編成し、再配置するか、企業は慎重に考える必要があるでしょう。


維持ボーナス(retention bonus)とは何ですか?


既に25万人の雇用が失われているとも推定されている、最も深刻な影響を受けているホスピタリティおよびレジャー業界に対して一時自宅待機制度を延長を求める声に対して、政府は抵抗しています。しかし、一時自宅待機から仕事に復帰させて2021年1月まで雇用を継続し続ける企業に対しては、政府は一人あたり1000ポンドの現金ボーナスを支給しています。整理解雇を行なわない企業にとって、これが十分なインセンティブであるかは今後見ていく必要がありますが、コロナウイルスの世界的大流行による経済への影響の大きさを考慮すると、一時自宅待機制度が終了した際に大規模な失業を回避するために1000ポンドのボーナスでは十分とは言えないと思われます。


弊所は、このような困難な時期において、貴社のビジネスを支援してアドバイスをご提供いたします。3CSの連絡先にお問い合わせください。



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