時に個人と会社の両方にに驚くほどダメージを与える可能性がある移民法の分野はビジネス・ビジター・ビザです。
移民法の文脈において、ビジネス・ビジターとは、ビジネス目的でUKを訪問する非EU加盟国籍の個人を意味します。訪問先会社と同じグループ会社の従業員の場合もあるかもしれませんし、クライアント、サプライヤー、展示会等を訪問するために来る人の場合もあるかもしれません。
ビジターは一度に最大6か月まで滞在することができる可能性があるので、通常はパスポートに6か月間のスタンプを押されます。但し、これは誤解されやすいのでご注意ください - なぜなら、現実には、ビジターはHome Officeが許可する限定されたビジネス活動のみを行うためだけにUKに満6か月滞在し続けるというのは非常に難しい場合が多いからです。
簡単に言うと以下を含む「仕事(work)」は許可されていません。
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就職
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組織や企業のために仕事をする
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事業の設立または運営
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職業体験制度を利用したり、または、インターンとして働く
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一般に向けて直接販売
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商品やサービスの提供
一方、以下を含むビジターができる明示的に許可された活動もいくつかあります。
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ミーティング、会議、セミナー、面接への出席
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交渉して取引や契約に署名
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販売促進目的で展示会に参加(直接販売は不可)
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現場視察および調査の実行
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海外の雇用についての情報収集
UKでの訪問先であるグループ企業において、特定の内部プロジェクトに関して他の許可された活動もあります。また、内部監査人のためにも、ここにリストアップしていない、他の例外があります。
UKに入国する際の入国審査官からの質問に対して、日々何をする予定なのかについて回答できるようにしておくことが必要です。同様に、Home Officeの査察があったら、会社はビジターが何をしているのかについて、Home Officeに対して彼らの行為が許可された活動の範囲内にあることを示して、明確に説明できるようにする必要があります。
Home Officeに証明できるように、3HRでは、ビジターの招待状のひな形やビジターの出席記録のひな形をご提供することが可能です。