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ニュースレター

コマーシャル・ニュースレター - EU離脱アップデート

01 November 2019

Richard Hull

英国が欧州連合から離脱する日は、また2020年1月31日まで延長されました。この延長により、12月12日に行われる総選挙に十分な時間が与えられることになりました。

 

ボリス・ジョンソン氏は、10月31日に英国が離脱するという立場を繰り返し維持し、延長の要求はしないと述べていました。 しかし、議会で離脱法案を高速審議し通過させるための議事進行動議(プログラム動議)が否決された事により、ベン法に基づき英国政府は第50条の延長を求める事になりました。

 

いくつかの審議の遅れの後、EUは要求に同意し、離脱の日付を3ヶ月遅らせました。フランス大統領のマクロン氏は一番最後に同意しました。離脱法案を議論するための時間を議会に与えようとし、11月中旬までの短い「フレックステンション」の提案が話し合われていました。

 

政府は、議会任期固定法の下で早期総選挙を実施するために必要な3分の2の多数を僅差で獲得できませんでした。しかしながら、延長が合意され、「合意なき離脱」の差迫った脅威は払拭されたことにより、労働党は、自由民主党とスコットランド民族党(SNP)が後押しする総選挙を求めるだけの法案を支持することにしました。
投票権を16歳と17歳、ヨーロッパ在住の英国市民、英国居住のEU市民に拡大すべきかについて議論がありましたが、選挙権の拡大は、総選挙を要求するだけの法案の主旨とは直接関係していなかったことに基づき、そのような修正は下院議長によって選択されませんでした。

 

法律では、各政党が全国で選挙運動を行えるように、選挙日の25営業日前に議会を解散し、全てのビジネス活動を停止することとされています。 よって、議会は11月6日に解散することになるでしょう。

 

その後、選挙は12月12日に行われ、EU離脱を主要問題の1つとする激戦となることが予想されます。

 

保守党は離脱投票のために離脱党と戦い、保守党が過半数を獲得した場合、現在の延長期間終了時である1月末までに、ボリス・ジョンソン氏の離脱法案の成立を目指します。離脱党のナイジェル・ファラージ氏は離脱法案に批判的であり、それは「適切な」離脱ではないと主張しています。もし彼らが議会の議席を獲得し、保守党との取決めとなった場合、EUからの「ハード」な離脱を求めてくるでしょう。自民党、緑の党、SNPはEU残留派であり、彼らが過半数を獲得した場合は第50条を撤回してくるでしょう。労働党はより中立的な立場を取っていますが、合意の再交渉を試み、2度目の国民投票(referendum)の実施を計画してくるでしょう。

 

他の重要な問題に、NHS、警察などの他の公共サービス、および、各党首の首相としての適格性の問題が挙げられます。

 

現在の国会議員のほぼ10%が総選挙に出馬しないと言っており、ジョン・バーコウ氏の引退に伴う新しい下院議長を含め、選挙後に下院に戻ってくる議員の構成に大きな変化があることが確実です。

 

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