Language Options  

3CS Corporate Solicitors new logo.jpg

ニュースレター

インターン採用時の問題点

18 October 2019

Steven King

インターンシップは、個人と企業間での自発的な仕事の取り決めであり、双方に利益をもたらします。 雇用主は有期で個人のサービスを得ることができ経験不足の面については市場価格を大幅に下回る給与を支払うことで補填されます。 その引き換えに、インターンは、ビジネス運営に関する貴重な洞察と経験を得ることができます。 学業と仕事生活の間の技能の不足を埋められるので、若者にとってインターンシップは特に重要であると考えられています。

 

そうは言っても、「インターン」は明確な雇用上のステータスを得たものではありません。 インターンの雇用形態は、従業員 (employee)、労働者 (worker)、またはボランティアのいずれかになるでしょう。 従業員は最も保護されたカテゴリであり、英国法下で最も広範な権利を与えられます。 労働者は、国定最低賃金(national minimum wage (NMW))の権利や有給休暇など、従業員に与えられる保護の一部を得ますが、ボランティアは3つのカテゴリの中で最も保護されていません。雇用主の義務に影響を与えることになるので、インターンの雇用形態が何であるかを決定することが重要です。

 

雇用形態は、個人と会社間の実際の労働関係によって決まります。 インターンが、単に誰かに付いて回るだけでなく、実際に仕事を遂行し、会社の指示に従う事を期待されている場合、労働者であると見なされる可能性が高いです。 仕事をする義務はないが、無償で仕事をすることに同意する場合、一般にボランティアであると解されます。 チャリティは、多くの場合、ボランティアの仕事と支援に大きく依存します。 ボランティアは通常、費用の払戻しを除いて支払を受けませんが、好きな時に仕事に就いたり辞めたりすることが可能です。 通常、インターンは就業時間を設定し、一定期間勤務するため、ボランティアのようにはできません。よって、企業にとってインターンがボランティアであると断言することは困難であり、結果として彼らは労働者とみなされることになります。

 

インターンが労働者とみなされる場合、以下の権利を与えられます:
1. 国定最低賃金
2. 年間5.6週間の有給休暇
3. 年金の強制加入(auto-enrolment)
インターンシップを「無償」として求人しても、国定最低賃金(NMW)の適用から免除される訳ではありません。インターンが NMWの権利を放棄することはできず、それを放棄させようとする契約は無効とされます。

 

以下のような特定のグループについてのみNMWが適用除外されます:
 政府が設定した特定の制度に参加している人;
 欧州社会基金(European Social Fund)が資金提供している特定の制度に参加している人;
 高等教育の一環としての最大1年間の仕事経験中の学生;そして
 特定の欧州共同体プログラムの一部として仕事をしている人。
HMRCは、インターンにNMWを支払わない雇用主に対して執行措置を取ることができます。 よって、雇用主は、他の全ての従業員を採用した時と同様の方法と慣行でインターンを募集する必要があります。 例えば、従業員のカテゴリに該当しないインターンには雇用契約書を作成する必要はありませんが、書面で雇用関係の条件を確認しておく事をお薦めします。 これは、インターンの期待に応えるのと同時に、支払、休暇、年金、その他のベネフィットを明確にしておくためです。

 

インターンの採用に関するアドバイスをご希望の場合は、弊所の雇用法チームにお問い合わせください。

法律、および人事に関する最新情報をご希望の方は、弊所ニュースレターをお申し込みください。

Related Articles

Download

Solicitor

Steven King

Cookie Policy    Complaints Information

 

 

© 2013-2020  3CS Corporate Solicitors Ltd 

Registered in England & Wales | Registered office is New Broad Street House, 35 New Broad Street, London EC2M 1NH
3CS Corporate Solicitors Ltd is registered under the number 08198795
3CS Corporate Solicitors Ltd is a Solicitors Practice, authorised and regulated by the Solicitors Regulation Authority with number 597935

All photography courtesy of Nobuyuki Taguchi | www.nobuyukitaguchi.com